我が家は快適な車中泊を求めて、ハイエースのグランドキャビンに最近乗りかえました。
車中泊のためにハイエースを買ったなら、真っ先に欲しくなるのがベッドキットですよね！
ハイエースのバンタイプなら荷室が広いためベッドキットも色々なものが売られていますが、ワゴンとなるとシートがあるためベッドキットも限られてきてしまいます。
しかもグランドキャビンのベッドキットってめっちゃ高いやん！！
しかし、写真で見たところDIYで自作できそうだったのでひとまず作ってみることにしてみました！
今回は定番のイレクターパイプやなくて2×4材とかの木材で作るで～！木材なら後から修正するのも簡単やし、安く作れるからな！
DIY で作成したベッドキットの合計金額は約2万円でお釣りがくるぐらいの金額でしたので、ベッドキットの寸法や補強方法などを詳しく紹介していきます。
自作ベッドキット
こちらが完成したベッドキットになります。
３列目と４列目をリクライニングしてシートの上にベッドキットを設置した場合、ベッド寸法は奥行201㎝×横幅170㎝もとれるので家族４人が広々寝ることができます！
後部座席のリクライニング加工は必須やで！！
⇩リクライニング加工の動画はこちら⇩
寸法
奥行150㎝×横幅170㎝
我が家の子供達は5歳と0歳なので、この状態でも家族が横に並べば寝ることもできます！
奥行201㎝×横幅170㎝
3列目と４列目をリクライニングしたフルサイズのベッドであれば家族四人は縦向きでも横向きでも、ラクラク寝ることができます。
横に寝る場合も身長175 ㎝ の自分が少し斜めにずれるだけで寝ることができます！
枠組み
土台となる横枠を両サイドに設置し、その横枠に間柱を４本渡しています。
強度が心配でしたが、家族4人が乗って寝てもビクともしません！
木材の色がそのままだと後ろから見た時に、車内で目立つので、木材をやすりがけをして黒のペンキを３度塗りしてツヤを出しています。
横枠
横枠には2×2材を使用しましたが、2×4材を縦に使用したほうが強度は保てると思います。
奥行201×高さ57㎝
タイヤハウスの上にあたる部分が強度的に心配だったので下側に補強を入れて、接続部分にはすべて補強金具を取り付けました。
間柱
間には合計4本の2×4材で間柱を渡しています。
61.5㎝の間柱を補強金具の部分に入れると、ガッチリとはまります。
強度を考えれば2×4材を縦に使用する方が良いのですが。ベッドの上に座った時に天井とのスペースを少しでも余裕を持たせたかったので2×4材を横に使用し、下に支えの柱を2本ずつ入れています。
ベッドマットを置いた状態の座面から天井までは94㎝あります。
身長175㎝の自分がベッドの上に座っても頭と天井の間は余裕があるで～！
そして車検の際にベッドキットをおろすことを考え、間柱の両サイドと、支えの柱部分は受け金具を使用してはめるだけで、ビス止めをしていません。
ベッド マット
ベッドマットは車内から下の荷物が取れるように6分割にしています。
サイズは小さい方が奥行75㎝×横64.5㎝、大きい方が奥行75㎝×横104.5㎝でベッドマットの切れ目が支えの柱の上に来るような寸法にしてみました。
バックドアのノブにあたるところは手が入るようにマットに切れ目を入れています。
これで車内からバックドアを開け閉めすることができます。
後ろ側の角をバックドアの角に合わせて削り、後ろ側ギリギリまでベッドは来ています
3列目をリクライニングした時に延長する部分のベッドマットは、
小さい方が奥行51㎝×横64.5㎝
大きい方が奥行51㎝×横104.5㎝です。
材質
ベットマットを自作する方法をネットで検索した時、ベッドマットの中の材料はウレタンチップを使用している方が多かったのですが、このサイズのウレタンチップを購入する場合2万円以上してしまいます。
いろいろと対策を考えた結果、中の材料に使わなくなった布団の中綿を使用してみました！
ウレタンチップに比べると少し薄くて硬さを感じるけど、全然余裕で寝れるで！これだけで２万円近い金額を節約できて、浮いたお金で寝袋を買ったほうがええかもしれんな！
布団の中綿を切る作業は、今回の DIY の中で一番しんどい作業でした。普通のハサミでは歯が立たないので裁縫用の大きいハサミで切りましたが、中綿がなかなか切れずとても苦戦しました。
布団を思いっきり引っ張りながら、切る場所をピンと張った状態にするのが切りやすくするコツやで！
布団の中綿をコンパネの形に合わせて切り、その上に合皮のレザーシートをかぶせ裏側はタッカーで止めています。
ベッドキット自作まとめ
これでグランドキャビンの後部に広大なベッドキットが完成し、快適に車中泊することができました！
ウレタンチップを使用したベッドマットに比べれば、寝心地は少し硬く感じますが下に寝袋を敷いて寝ると全く硬さを感じず寝ることができます！
作業自体はむずかしいDIYではないので、ベッドキットの購入を検討されている方はぜひチャレンジしてみてください！
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