とうちゃんのプロフィール

プロフィール
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はじめまして!!

自称【日本一親ばか】なとうちゃん【いちのすけ】です。

日々、息子たちに育児のきびしさを教えてもらいながら

男の子2人にいやされる毎日をおくっています。

このブログではそんな我が家の、がんばらない育児方針や

子供たちが喜ぶお出かけスポットなどを発信していこうと思います。

我が家の家族構成

・父ちゃん 30代半ば普通の会社員。超ポジティブ、超テキトー

 好きなこと  スノーボード、アウトドア、SUP、読書   

・妻    おなじ年。10代の頃にあびる優に似てると言われた事をいまだに言い続ける。

・長男   2016年1月生まれ。たった4年間で壮絶な人生を歩んだ幸運の持ち主。

・次男   2020年8月生まれ。順調にブクブク育ち、愛称は「親方」

 今でこそ、子供のことが大好きでたまらない【日本一の親ばか】ですが、実は息子たちが産まれる前は大の【子供嫌い】でした。。。

しかし、【男性不妊による不妊治療】を行い、

ようやく生まれた長男が【気管狭窄】といった病気をもってうまれ

生死をさまよう危機を、自分は目の当たりにしました。

そんな経験を経て、子供過ごす時間の尊さを知り、

今では「子供大好きおじさん」にうまれかわりました!

周りに迷惑ばかりかけた10代~20代

 地方の田舎育ちの父ちゃんは、自分勝手で回りに迷惑ばかりかけるような、

ろくでもないヤツでした。

~16歳:ここでは書けないようなことばかりして、親に頭をさげさせる毎日

17歳 :なんとか入れた高校もすぐに中退

18歳:大工やとび職などを転々とする

20歳:東京に憧れ上京してホストになるが半年でやめる

22歳:昼の仕事の会社員となり妻と出会う

23歳:甥っ子誕生。甥っ子パワーで少しだけまともな人間になる

19歳:上京するまえ

 東京での生活も安定してきたころ、地元にいる兄弟に甥っ子が誕生し、

そこから少しずつ自分が変わり始めた気がします。

甥っ子を見るまで自分の子供に対するイメージは

  • うるさい
  • どこでも走り回ってうざい
  • 何回もしつこい

など、大の子供嫌いで、

飲食店で子供が近くにいようが、関係なしにタバコを吸うようなろくでもないやつでした。

しかし、

お兄ちゃんあそぼー

とじゃれてくる甥っ子おかげで、

いちのすけ
いちのすけ

甥っ子LOVE!!

兄ちゃんがなんでも買ってやるで~!

しだいに自分にも子供が欲しいと思うようになりました。

まさかの男性不妊が発覚

 職場で出会った彼女と結婚し、

いちのすけ
いちのすけ

嫁はんと二人で好きなだけ遊べるのはいまのうちだけやー!!

スノーボード、アウトドア、海外旅行など存分に新婚生活を楽しむでー!!

不妊とは気づかず遊びまくりの生活

子供がなかなできない生活が4年ほどたって、妻がふと

ママ
ママ

子供が欲しいから婦人科で一通り検査したけど何も問題はないみたい。

先生が一度、旦那さんも検査を受けたほうがいいって言うから一緒に来てくれない?

いちのすけ
いちのすけ

俺はいたって元気やし。病院で診てもらうとか恥ずかしいやん

と、一度は断りましたが、

真剣な妻の説得により、嫌々ながら自分も病院にいき検査をしてもらいました。

そこでなんと、不妊の原因は夫である自分であったことが判明するのです

病名は「精索静脈瘤」

男性不妊の原因として非常に多い症状でした。

内視鏡手術をすれば50%の確率でよくなるかも?

【手術をする】 or 【何もしない】

50%の確率でも【手術をする】にかけるんやーーーー!!

手術の結果:数値にまったく変化なし。。。

不妊の先生いわく、

いちのすけさんの数値では「体外受精」という処置を行わないと、おそらく子供を授かることは無理です

とのことで、新宿にある体外受精で有名な病院でお世話になることをきめました。

いちのすけ
いちのすけ

俺のせいや

俺のせいや

俺のせいや。。。

不妊治療でつらい思いをするのは女性ばかり

 

 男性不妊が原因で始まった不妊治療ですが、

実際の治療は女性ばかりで、診察台で痛い内診を受けたり、

決まった時間に薬を飲まなければならなかったりと、

本当につらい治療だったと妻は言ってました。

とにかく不安と苦痛の治療を行う毎日でした。

男性の採精室の雰囲気

そんな治療を乗り越えてようやく、

赤ちゃんが妻のおなかの中にいる写真を見たときは、

言葉では言い表せれないほどの高揚感を感じたのをいまだに忘れません!!

赤ちゃんは気管と心臓に大きな病気を持っていた。

 

不妊治療の病院を卒業し、順調な妊婦生活をおくっているものだと信じていました。

しかし、ちょうど妊娠8か月の精密検査を受けた時に、衝撃的なことが判明しました。

検診中の時間である妻から、急に電話が鳴り、嫌な予感がして電話に出ると

妻は言葉にならないほど号泣し、ようやく絞り出した言葉が、

「赤ちゃんの心臓に穴が空いてるみたい。大きな病院で詳しく見てもらわないといけない」

とのことでした。

何のことか全く理解できず、すぐさま会社を早退し、

家に帰ると、号泣する妻を見てようやく「これが現実なんだ」と実感しました。

色々と検査を進めるうちに、

心臓に空いた穴のことよりも、

気管が通常よりも細い、「気管狭窄」が重大であることが判明

「気管狭窄」により常に首を絞められているような呼吸状態です。

お腹からでてきてへその緒を切ったとき、

最悪の場合は呼吸ができない可能性もある

 普通分娩or帝王切開

分娩は予定日を決めた「帝王切開」にすることを先生方はすすめてましたが、妻の

ママ
ママ

もし、赤ちゃんが耐えれるなら普通分娩で生みたいです

との言葉で、普通分娩での出産となりました。

万が一のことがあってもすぐに対応できるようにと、

出産時には総勢20人近くの先生が立ち会っての出産でした

初めて、赤ちゃんの産声が聞こえて、

自分で呼吸もできてますよ!

と、聞いたときは本当にうれしくて、うれしくて妻と二人で泣きました。

赤ちゃんとの初対面は保育器ごしでしたが、

何とも言えない、気持ち悪い自分の声が動画に残っているのが残念です。(笑)

生まれた赤ちゃんの症状

  1. 心室中隔欠損症
  2. 肺動脈スリング
  3. 気管狭窄症
  4. 気管軟化症

の4つの症状があることことがわかりました。

状態が急変!命の危機に

 

 生まれてからは、赤ちゃんの状態も落ち着いていたのですが、先生から言われたのは

長男君は気管が狭く、通常よりも柔らかいため、泣くと呼吸困難になり、最悪の場合は窒息してしまします。なるべく泣かさないようにしてください

いちのすけ
いちのすけ

赤ちゃんを泣かさないようにって無理ですやん

実際に泣くと、サチュレーションが急激に下がり、

体につながったモニターのアラームが毎回、鳴っていました。

入院生活が1か月経過

ある日、急激に泣いてしまい、サチュレーションが60まで低下してしまい、

(大人がマラソンを走り終わってゼイゼイなっている状態で95くらいです)

聞いたこともないアラームが鳴り、病棟中にいた先生方が走って駆け付けました。

たまたま、担当医の先生も近くにいて色んな先生方の処置により助かりましたが、

「この症状は、またなる可能性があります、

集中治療室に入り、呼吸器をつけて、薬で常に眠らせた状態で様子をみるしかありません」

とのことで、そこから集中治療室での生活となりました。

 しかし、呼吸器をつけた状態でも、狭い気管に痰がからんでしまい、

呼吸困難になるなど、危険な状態がつづいていました。

そんな時、病院の先生から電話があり

長男君の状態があまりよくないので、今すぐ病院にこれますか?

病院につくと、長男のベットの周りに知らない先生が10人近く集まっており、

先生同士で少しもめている様子で、

付き添いの先生のはなしによると、

非常に危険な状態で、今すぐ手術をするべき!という先生と、

事前準備もなく手術を行うのはリスクが大きいなので3日後に行うべき

という先生の主張が対立していたようでした。

10時間に及ぶ大手術

 けっきょく、手術は翌日行うことになり、

手術の枠もとれないので

17時から夜中にかけての手術となりました。

いちのすけ
いちのすけ

手術室に運ばれる長男を見送るときは

絶対に泣かんで!!

必死に涙をこらえて見送りました。

しかし、手術室の扉が閉まると、

不安で胸がおしつぶされそうになり、

病院内で号泣してしまいました。

病院内で待ち続け、夜中の2時ごろに、

無事手術は成功しました!との報告が聞けて、

手術が終わった長男に会えたのは明け方の3時。

大量の点滴につながれ、麻酔で動けない長男でしたが、

無事手術を終えた顔を見れたときは本当にホッとして、

自分もその場から動けなくなってました。

先生方の予想以上の回復

 

当初の予定では、今後も体の成長に合わせて、

いくつかの手術を行う予定でした。

しかし、術後は先生方も驚くほどの回復で、

みるみるうちに症状がよくなり、

5か月目にしてようやく退院することができました。

その後の経過

その後は、順調に成長し、追加の手術を行うこともなく元気に幼稚園へ通っています!!

今でも、検診のたびに担当の先生に

長男君には申し訳ないけど、

あの時は本当にまずい状態で、

こんなに元気な姿はまったく想像できなかったよ。

といわれるくらい元気になりました。

ふたたび男性不妊の壁が

 

3人での生活も落ち着いて、

二人目も欲しいねと、話をするようになりました。

妊娠のために再度、自分の検査をしてみましたが、

数値は変わらずよくないので、

不妊治療の病院へ再度通うことにしました。

2人目も不妊治療

長男の時は「体外受精」に挑戦し、

運よく最初の1回で妊娠にいたることができたので、

いちのすけ
いちのすけ

あそこの病院なら一発でできるやろー

なんて、思っていました。

しかし、何度か挑戦するもなかなか授かることができず、

病院を変えても結果は変わらず。

不妊治療費だけでも200万円を超えてきたので、

「次の1回で、最後にしよう。

もしだめだったら次はいつ挑戦できるようになるかわからないけど、お金を貯めてから、再挑戦しよう」

 と妻と話し合い、最後の「体外受精」をおこないました。

その挑戦で、奇跡的に妊娠することができ。無事に出産まですすむことができたのです。

心配だった心臓などの病気も、何事もなく、

現在はたくさんミルクを飲んでブクブクと大きくなっています!!

【日本一のおやばか】誕生

 

 こんな、波乱万丈な経験をさせてもらい、

いちのすけ
いちのすけ

子供と過ごせる時間って奇跡すぎるやん

少しづつ自分が変わっていくのも実感できました。

長男の病気を悪化させないために、

1日2箱吸っていたタバコもやめれました。

週末は子供が喜びそうなところに出かけて、

子供が楽しそうにする姿を見るのが本当に幸せです。

こんなしょうもない人生を過ごしてきた、ろくでもないヤツを父親にしてくれた。

妻と子供たちには一生かけて恩返しをしていくつもりです。

頑張らない育児をこのブログで伝えたい

 

 子供二人の育児を妻とする中で気づいたことは、

いちのすけ
いちのすけ

世の中のママ達はとんでもなく頑張っとんやなぁ!!

つわりや、つらい体調の妊娠期間を乗り越え、

命がけで出産をし、

ボロボロの体で2,3時間おきの授乳をする。

こんなとんでもないことを、やってのけるだけでも100点満点なのに、

さらに子供のために120点を目指して

常に子育てをがんばっているママ達はとてつもなく強く、本当に尊敬します!!

われわれ、父親のすべきこと

子育てをするのはもちろんのこと、

いちのすけ
いちのすけ

ママの負担をいかに少なくするかが父ちゃんの使命やな!

妻は常に120点を目指して子育てをしているので、

夫である自分は、妻の負担が少しでも楽になるような子育て方法を考えないと。

と思うようになりました。

あらゆる育児本を読み漁り、妻とも話し合いを重ね

子供のためにも、

【頑張りすぎない子育てをしていこう!!】

と考えました。

このブログはありのままの、

頑張らない、疲れないための育児を伝えていこうと思います!!

「こんな適当な子育てをしてる人たちもいるんだ」

「この【いちのすけ】家に比べれば私はすごくがんばっているな」

そんな風に思って見てください!

そうすれば、子育てに疲れた気持ちが少しは楽になるかも??

いちのすけ
いちのすけ

他にも子供が喜ぶお出かけスポットや、

便利な子育てグッズなどを発信していくで~!

皆さんと楽しく育児をしていければと思っています!!

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