こんにちは!いちのすけ(@sakezuki1nosuke)です!
産後間もない皆さんの夫婦仲はいかがですか??
我が家は長男の時にケンカがたえず、離婚しかけましたが、なんとか踏みとどまることができました!その経験のおかげで、次男がうまれてからいまのとこ夫婦関係は良好です!
約1年ほど前に「産後クライシス」真っただ中と思われる、会社の後輩から相談を受けました。
いちのすけも「産後クライシス」を経験し、それに関する科学的な研究論文などの情報をとことん調べた結果、なんとか乗り切れることができたので、後輩にも「産後クライシス」になった時の父親としてできることを伝えました!
いちのすけ
・5歳と生後2か月の男の子兄弟の父親
・長男が1歳になる前にケンカが耐えず本気で離婚を考えたときに、産後クライシスの存在を知る
・産後クライシスを乗り越えるために夫婦で色々と試してなんとかを耐えた経験あり。
後輩A
・生後6か月の男の子の父親
・結婚後も奥さんLOVE
・産後、奥さんの様子が変わったことに悩んでいる
妻が産後、急に人がかわったように、ずっとを文句言ってきてケンカばかりなんです。子供のことはかわいくて大切なんですがこのままだと妻とうまくやっていく自信がなくて
それは完全に産後クライシスやん。そして女性は子供を命がけで守るために変わっとるんや。俺たち男が変わらんといけんのんや
産後クライシスってなんですか?
出産後2年以内に、夫婦の愛情が急速に冷え込んでしまう状況のことや。ここをうまく乗り越えんと今後の夫婦関係に大きく影響してくるで
それを乗り越える方法ってあるんですか?もう家に帰るのもストレスなくらいで。。。
俺ら男にはホルモンバランスが変化した状況とか気持ちはわからんけど、事前に【産後クライシス】に関する情報を覚えておくだけで対応はかわってくると思うで!
産後クライシスを乗り越えんと、離婚に向かってまっしぐらや!かわいい子供に一生会えん、ずーーーーっと一人暮らしのさみしい人生を送るようになってしまうで!笑
それは恐ろしすぎます。。。
産後クライシスとは
産後クライシスとは、産後に起こる夫婦の危機のことで「出産後2年以内に、夫婦の愛情が急速に冷え込んでしまう状況」を指します。子どもの誕生や、パパとママ双方の心情的な理由などから関係が変化し、一時的から慢性的に至る夫婦不仲や、離婚にまで発展することもあります。
2012年のNHKの特集により世間に「産後クライシス」が広まりました。
産後2年経つとママのパパへ対する愛情は74%から34%まで落ちるみたいや。
愛情が半分以下になるなんて恐ろしすぎますね
産後クライシスをのりこえるために大切な3つのこと
事前情報の共有が大事
【産後クライシス】の情報を夫婦で知り共有する。夫ととして父親として何ができるか?を考える機会が大切。
特に男性は産後クライシスなんて分からん人がほとんどやから、女性よりもしっかり勉強することが大事や!
事前にこんなことが起きると想定していると、対処しやすいかもしれませんね。
妻は傷つきやすい状態
- ネットの情報によるとこうしたほうがいいよ
- うちの母親は○○してたよ
- ○○君のとこはこうするらしいよ
これらは絶対にNG!!
産後の女性はガラスのハートや。他人と比較するなんて絶対にやったらアカン!!
妻の為にと思って、ネットで情報を調べてアドバイスしてたのがよくなかったのかもですね。
まずは話をしっかり聞いて、アドバイスよりも「うんうん」「それはたいへんやったなー」など女性は共感がほしいみたいやわ。
6秒ルール
人の怒りがピークで維持される時間は6秒間。この6秒の間に「反射」をしてはいけない。つまり反射的に「いい返す」,「仕返す」,「なにかをする」ということを6秒間、我慢すれば怒りは自然とおさまるという。
引用元:人生が変わるアンガーマネジメント入門 怒りを味方につける9つの習慣
我が家ではイラっとすることを言われたら
ちょっと6秒まって!!1,2,3、、、、6
あーやばかったー!!笑
これをあえて声に出していうんや。すると妻は
「今の何がイラっとしたの?笑」
なんて笑い話になるから、これはオススメや!
たしかに、ケンカになる原因なんてくだらいない言い合いがきっかけなことがほとんどですもんね。
なぜ産後のママはイライラしてしまう?
胎児を育てるエストロゲン
このエストロゲンは、イライラを引き起こしてしまうホルモンで、妊娠してエストロゲンが増えた後、出産後には急速に減る。すると母親の脳では神経細胞の働き方が変化し、不安や孤独を感じやすくなりイライラや不安感に襲われてしまうという。
心理学の研究によると、女性が不安や孤独感を味わうのは、人類の進化の過程によるものでサルなどの動物が群れで協力して子育てをするように、人間も「周りの誰かに協力して子育てをしたい。」と本能的に感じるようになっているため。
つまり、つらいときには周りにSOSを出しやすい体になっているといわれる。
愛情ホルモン「オキシトシン」
【愛情ホルモン】や【幸せホルモン】と呼ばれるオキシトシンは出産後、母乳が分泌されるときに大量に分泌され、子どもを愛おしく思う気持ちが芽生えるように作用します。
しかしオキシトシンは、外敵から子どもを守ろうとする作用も働きます。
夫に対してイライラする気持ちが抑えられない
これはオキシトシンの大量分泌が深くかかわっています。つまり、育児に積極的ではない父親に対しては、たとえパートナーであっても、母親の脳が「攻撃対象」とみなして、ついイライラしてしまうのです。
男性もスキンシップによりオキシトシンが発生する
科学的な研究により、父親が子供の肌と触れ合ったり、目と目を見つめあって話をするなど、スキンシップを多く取ることで父親と子供のおたがいにオキシトシンが発生する。
そしてこの状態を見ているママが、「父親も子育ての味方だ」と認識することによりイライラがすくなくなる。
父親にオキシトシンが多く分泌されると、赤ちゃんの泣き声にすぐ反応できるようになる作用もあるで!
子供とはスキンシップをとっているつもりでしたが、まだまだ足りなかったということですか。
脳の優先順位は子供が一番
研究者チームによれば、この脳の変化は妊娠によって始まり、出産後、約2年程度続くという。
生物学的に女性の体は【ガルガル期】になってしまう
- ホルモンバランスの乱れ
- 寝不足
- 子育てに対する不安
これにより産後の女性は【ガルガル期】と呼ばれる、夫に触られることすらも不快な状態に陥ってしまうのです。
とにかく第一に優先するのは我が子!我が子に触れようとするものすらも敵に思えるようです
つまり、今の後輩君は奥さんから【敵】に見えとるっちゅうわけやな
。。。
後輩の1年後のようす
あれから、夫婦関係はどないや?
それが、事前に産後クライシスの情報を知って、妻と共有したおかげか、だんだんとケンカは少なくなって、今ではお互いに文句を言うことが少なくなってきたような気がします。
母親は子育てのために自然と変わったんや。むしろ妊娠前と同じ気持ちでおった、俺ら男性が変わらんといけんかったんやな。
スーパーサイヤ人になった母親と、いつまでもスーパーサイヤ人になれんクリリンが俺ら父親ってことやな。
たしかに!笑
僕たちクリリンがスーパーサイヤ人である母親のレベルまで上がるには相当な修行が必要ですね。
妊娠、出産を乗り越えた女性は心身ともに強くなっとるっちゅうことや。それらを経験してない男性にとっては文句を言われるくらいは、貝になって耐えなあかんねんな。
何よりも、「産後クライシス」はとんでもないもの!!と勉強したおかげで、いざそれを経験すると「意外と簡単に乗り越えれたね」なんて妻と話してます
まとめ
- 恐怖の産後クライシスは必ずやってくる
- 男性は産後クライシスに関して勉強しておく
- 事前に夫婦で産後クライシスの情報を共有しておく
- 母親は変わって当然!!男性が変わる必要があり!
- 積極的にスキンシップを取って父親もオキシトシンを分泌させよう!
- イラっときても6秒我慢すれば少しはおさまる
産後の女性からすると、こんなことじゃ物足りない!!と言われるかもしれませんが、それでも男性はグッと耐えてなんとか産後クライシスを乗り越えましょう。
産後クライシスを乗り越えた夫婦は以前よりも信頼関係がUPするといった統計もあるそうです!!
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